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民族浄化大作戦!         

昨年11月、今年2月と続けて「冠動脈ステント挿入」手術を受けたヤローが社会復帰したので、昨晩は半世紀を優に超える付き合いの、ごく親しい連中だけで「祝賀会」をやりました。
本人は「全快祝賀会」と名付けていますが、我々は全快と認めず「社会復帰祝賀会」と命名しました。

まだニトロのスプレーに依存してヨロヨロ歩いているくせに何が全快だ、バカヤロー!
ヨロヨロ歩きながら300グラムを超えるステーキや糖分を大量に摂取して「粥状狭窄」を促進しているくせに何が全快だ、バカヤロー!
古人曰く、二度あることは三度あるんだ、バカヤロー!

と怒鳴り合っている間に話は「逃切世代論」「後期高齢者医療制度」に移り、一気に団結が強まりました。

一頃の「現役世代負担過重論」から、最近は「高齢者になったんだから社会コストを多少は負担してもいいんじゃないですか」という表現に変わってきているのです。「高齢者はこれまで社会コストを負担してきていない」と言っているのです。

しかも若いチンピラ官僚、青二才評論家だけでなく、ついに自らも前期高齢者を卒業しかかっている「フッフッフの福田康夫」までが言い出したので、福田とは大学は違っても同学年である酔っ払いジジイたちの声が一気に高まりました。福田夫妻には面識のある連中ばかりです。

「オレたちが一番働いてた50くらいまで、最高所得税率は75%だったよな。どんなに昇給したって、ボーナス貰ったって増えるのは税金だけよ。だけど「ガキへの仕送り」だと割り切ってたよな。そのガキどもがよー、多少は負担しても、だって吐かしやがってよー。今のヤツらは最高税率40%なのに....」
「オレたちが払ってた税金は社会コストじゃねえのかよー」
「この手の言い方するヤツ、全部”浄化”しちゃおうぜ。genocide、holocaustだよ」

そして具体的な構想が検討され始めました。

「オレたちがゼニ出し合えば収容所とガス室ぐらい作れるだろう」
「だけど人手がいるぜ」
「オレ、スネークヘッド(蛇頭)にわたり付けられるぜ」
「おらあ、ニューヨークでイタ公を随分使ったな。人手は何とでもならぁな」

すると、いまだに薬品メーカーの技術系の相談役に残っているヤツが「そんなに手数掛けなくったって”経皮毒(けいひどく)”使えばいいじゃねえか。注射みてえに技術は要らねえし、内服と違って口触りの心配はねえし、ペタ!だけで確実に殺せるぞ。ありふれた薬剤に混ぜりゃいいんだから...最高の剤型だよ」

どうやらその方向で固まりそうです。

(なお、上記はすべてフィクションであり、実在の人物や団体を指すものではありません。)
by convenientF | 2008-06-28 16:32