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戦争ごっこ?   

「骨太の方針」、「三位一体の改革」、「三方一両損」….まさに「パトス」(感情・感動・情熱など)政治、あるいは「情緒」政治でしたなぁ。国民にとってはワケのわからない言葉の連発。わかられては困るからだったのだ。

代わった民主党はさぞ明確な「ロゴス」(論理)政治、国民が簡単に理解できる論理と言葉で政策が語ってくれると、国民の多くは期待したのではなかろうか。
ところが、「マニフェスト」に始まり、「モラトリアム」が議論され、「タスクフォース」が編成され、「ウィン=ウィンの関係」まで飛び出した。「最大多数の理解不能」を目指しているのではなかろうか、と疑いたくなる。
カタカナだけではない。「行政刷新担当大臣」、「行政刷新会議」の「刷新」もパトス表現だ。「国家戦略」の「戦略」も具体的な中身が見えない表現である。

しかし、民主党政権のトップ連中が「国民にわかりにくい表現」を選んだとは思い難い。ただ言語感覚が幼いだけだと思う。小学生の戦争ごっこを連想する。


by convenientF | 2009-10-19 15:12