たまには面白い    

私ごとき者までもが休刊(=廃刊)を惜しんだ「月刊現代」が「g2」という名前で復活したことを知り、食料買いだしのついでに本屋を覗きました。「g2」はドカンと堆く平積みされています。何となくその裏側の棚に目をやると「新潮45」が1冊だけひっそりと立っています。
「新潮45」は、多分、サラリーマン中退後はまったく読んでいないはずです。ショーバイに関係のない雑誌を読んでいる暇はなくなったからです。暇ができてからも、その「お国第一」のような姿勢が不快で買わなくなっています。
しかし、最新号では野中広務が「小沢論」(タイトルは『誰が日本政治を殺したか』)を書いていることは新聞広告で知っていましたので食指が動きかけていたところです。しかも在庫は1部だけ。一方「g2」は在庫十分ですから当分大丈夫と踏み、「新潮45」だけを買ってきました。ケチですねぇ。

小沢さんは政略家であり政策家ではありません。

小沢さんは心臓の病気を抱えていることもあり、都合が悪くなるとすぐどこかへ姿をくらましてしまいます。

副総理まではやっても総理はやらない人だと私は見ています。

問題は、自民党にも民主党にもビジョンや思想、哲学がないことです。

すべての根っこは、小沢さんが導入した小選挙区制です。

自民党か民主党かという二者選択だけで選挙が進み、日本をどうしていくかという思想・哲学を政治家が示さなくても済んでしまうのです。

小沢さんが権勢を振るうような民主党政権が、長く続くことを望みたくはありません。


8ページの記事ですが、ストレートでわかりやすい主張です。

巻末近くに佐藤優の『外務省に告ぐ』という記事もあるが、これも説得力があります。
マルクスの『資本論』を使って<貨幣→課税→官僚>の関係を説明し、

現実の資本主義社会において、官僚階級は社会、すなわち資本家、労働者、地主の3大階級に対抗する第4の階級である。

郵便局員は公務員なので、これを民営化すれば税金の無駄遣いをなくすことができると素朴に信じていた国民は多いと思う。しかし、最初から郵便事業には税金が1円も投入されていないのだから、税金を節約することは不可能なのである。

「脱官僚」というスローガンは、経済政策で「脱貨幣」を掲げるくらい意味のないことだ。


エラそうな雑誌もたまには読んでみるものですねぇ。もちろん「ツチヤの口車」が最優先ですが….


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by convenientF | 2009-10-03 15:53