成果主義の成果    



2週間くらい前の昼過ぎ、心臓に圧迫感を覚えたので脈をみたら「休、拍、拍、拍....」、やがて「三連符」も入るようになった。
14ヶ月ぶり、2度目の狭心症発作だ。すぐに掛かり付け医に近くの大病院の救命センターを取って貰って駆けつけた。ここは国内最大級だけど、厚労省の言いつけ通り「救急」でも「掛かり付け医」の紹介がなければダメ。

まだ発作が続いている間に心電図を取ることが出来た。血圧も急降下していた。
そのあと、採血、エコー、X線をやったが血糖はもちろんコレステロール系も「年齢にしては良すぎる」くらいで他にも問題は発見されず。

前回、すなわち2008年2月の発症時との生活上の共通点を訊かれた。大変な共通点があった。
カミサンが1回目の脳梗塞になったのが2008年1月、そして梗塞痕は残るが言語や運動の機能への後遺症はないことが確認された翌日にオレの狭心症が起きている。
そして今回の要因として考えられるのは、カミサンの2回目の脳梗塞とその後遺症によって生じた手首の粉砕骨折と打撲からの機能回復、そしてCharlieの死によるペットロス症状の解消、そしてカミサンの2回目の脳梗塞を契機としてオレが着手した生命保険を初めとする古くて雑多な資産負債の整理、がほとんど同時に実現する見通しになったことだろう、と説明した。

そして今週、担当医と面談してきた。カミサン同行。

初めてのシンチグラムの結果としてモニタ画面で見せられたのは、運動時と安静時において血流が多い部分と少ない部分の比率を示す円グラフだけだった。

問題はどの部分で少ないか、なのだが、その部分をカテーテルで特定して手術するから即時入院していただきます!と物凄い形相で迫ってきたのには驚いた。こちらには1年間に二度ほぼ同じ部分に脳梗塞を起こして利き手側が麻痺した配偶者がいるのだから即時は無理だ、と言ったら、そんなことに構ってる場合じゃないでしょう、ときた。配偶者本人も激怒して眼撃開始。

(医師)救急での記録では「麻酔が効かない」と言われたそうですが。
(オレ)はい、現にこの手首の傷跡は年末のモノですが麻酔が効かないまま縫合しました。もし麻酔が効かないまま開胸手術をしたらどうなるんですか?
(医師)絶対にあり得ません!麻酔は効きます。
(オレ)しかし、まったく効かない事例は国内でも外国でも沢山報告されていますよ。
(医師)そんなこと、どうして知ってるんですか?
(オレ)ショーバイですから。

しばし無言....

(医師)とにかく、このままじゃ心筋梗塞に進んで死にます。
(オレ)人間の死亡率は100%(横を向いて聞こえよがしの独り言)
(医師)入院の予約は入れますよ。何日にしますか?
(オレ)待ってください。まだ入浴どころか家事もまるで出来ないのを置いて入院するのは無理です!
(医師)それは親類の仕事です!親類にまかせて入院してください。
(オレ)ニッポンじゃ親類はやってくれないよ(横を向いて聞こえよがしの独り言)
(医師)お金を出して雇う手もあるでしょ?
(オレ)いまどき、人手がありませんよ。数年待ちです。テレビや新聞で問題になってるじゃないですか。

また無言....

(オレ)ところで血液はどうだったんですか。延べ3回採血したはずですけど。
(医師)そっちはまったく問題ありません(検査結果を画面に表示)。
(オレ)だったら血管は何で詰まるんだよ(横を向いて聞こえよがしの独り言)?

また無言....

(医師)じゃ、こうしましょう。3週間後にもう1度相談します。診察の予約を入れます。それまでの薬も出します。バイアスピリンともう1種類。

帰宅後、その「もう1種類」をネットで調べたら、ズーッと以前から掛かり付け医で処方されている動脈拡張剤と同じ成分だが効力したがって副作用も強い。掛かり付け医からの診療経歴説明書が届いており、投薬状況はもちろん明記されていのに何ということ!

ネットでの噂では、雑誌の病院ランキングは手術件数で上下するので、手術に持ち込んだら外来診察医も評価されるらしい。こういう「成果主義」は殺人だな。

明日、掛かり付け医にあって相談する。電話で二重投薬を報告したら彼は仰天していた。

↓は駅前の30階建てツインタワー型の分譲マンション。工事はまだ半分。
完成したら風が変わるはず。それまで生きてるかどうか不明だが。

その前にクレーンがアブナイかな。

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by convenientF | 2009-04-22 10:13