貧相で貧声で...それが何か?   



北朝鮮がミサイルを発射すると予告した期間の初日、昼前に「発射した」との緊急報道が流れた5分後「誤報」と訂正され、自衛隊の装置の「誤探知」と説明されました。

「発射」の第一報は首相官邸内にあるコンピューターに既に入力されており、ワンクリックで報道機関と自治体に送信されると伝えられていました。私は「この“ワンクリック待機”は大丈夫かいな?」という懸念を当初から抱いていましたし、日本列島がミサイルによる被害を免れたらしい今でも疑いを捨てきれません。「一生に一度でいいから“クリック“という動作を経験したい」と思っていた誰かがクリックしてしまったのではなかろうか、という疑いです。

以前報告しましたように、非常に若い人たちでもコンピューターの機能を知りません。コンピューター技術をベースにした道具が日本人の日常生活に深く根付いてしまった今日、コンピューターの動作原理を多少とも知っている人は非常に少数になっているのです。必要がなくなったからです。
「プログラマー」「システムズ・エンジニア」あるいは「コンピューター技術者」と呼ばれる職業に就いていても動作原理を知らない人が大多数です。知らなくても支障がないからです。近年はこうした職種への仕事の依頼は上海からムンバイが中心になっていることもありますし….

さらに大和魂(?)を尊ぶ組織、たとえば保守政党、中央官庁、老舗企業ではパソコンなどのタイピングや携帯電話の操作など自ら行う男性はなかなか昇進できません。「“オンナノコ”にやらせるべきことをやって時間を無駄にするヤツ」だからです。
石原伸晃はブラインドタッチ(キーボードを見ずにタイピングすること)ができるのですが、まだ新人議員だった頃、非公式な話し合いの場で各自の発言を速記のようにノートPCに記録しているところをエライ人に目撃され、猛烈な勢いで叱責されたという報道がありました。
同級生でも老舗大企業でトップの座にあった連中の中には、リタイアしてから何年も経っているのにタイピングや携帯電話はもちろん、ATMもプッシュボタン電話機も扱えないのが何人かいます。彼らが自分で電話を掛けた頃はまだダイヤル式だったのです。

こんな風土なので「一生に一度でいいから“クリック“という動作を経験したい」と思っていたエライさんが存在して不思議はない私は見ているのです。

1週間ぐらい後に、自衛隊の担当部署で官邸への急報メッセージ入力の練習をしていて、その一つが官邸に流れてしまい、官邸が反応したと伝えられました。しかし私はこの報道を信じていません。「一生に一度でいいから“クリック“という動作を経験したい」と思っていたエライさんが存在したと推測しています。

根拠?
その方が面白いからです。

もっと笑えたのは、発射後の官房長官による報告でした。
「1段目が秋田県沖260メートル、2段目は岩手県沖1,200メートル….」
防衛省や米軍から報告が入るたびに記者会見を開いていましたが、「メートル」で通していました。水際から300メートル足らずや1,200メートルじゃ「直撃」だと私は思うのです。あるいは、河村クンは「メートル」と「キロメートル」の違いを知らないのでしょうか。

昔、福田康夫という官房長官は「私は官房長官ではなく“弁明長官”です」と言って記者会見で笑いを取りましたが、今の河村建夫クンは距離の単位を千分の一に間違えて「受け」を狙ったのでしょうか。であれば、事件が事件だけに不謹慎すぎると思うのですが。

麻生内閣の官房長官として「河村建夫」という名前が伝えられたとき「え?どんな人?」という驚きが自民党国会議員の間でも上がったと聞きました。当選6回で、一次、二次の小泉内閣で文部科学大臣に二度任命されているのにその程度。要するに影の薄い人物なんですな。

容貌や服装だけでなく、声が欧米の政治家には考えられないほど弱々しいのも大きな要因ではないかと思います。アメリカの大学の政治学部や政治学科ではボイストレーニングのクラスがあり、必須になっているところもあるし、他の学部学科の卒業生でも政治家を志す人は先ず発声法を学ぶと、あるところの翻訳部門で一緒になった政治学博士のアメリカ人に教わりました。

貧相にして貧声、その上「メートル」と「キロメートル」の違いがわからない?まさか….

さらに勘ぐれば、こういう人物だからこそ麻生太郎の番頭がつとまるのかもしれません。
割れ鍋にナントヤラ、かな?

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(あい成るべくは山吹のお茶を一服所望したい)
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by convenientF | 2009-04-16 12:52